2011年6月4日

熊切圭介写真展開催のお知らせ

2011年6月6日より写真展「ニューヨークの橋」を開催致します。



ニューヨークというと、エンパイア・ステートビルやクライスラービル、そして9.11のテロ事件で姿を消したワールド・トレードセンターなど、いわゆる摩天楼と呼ばれる高層ビル群の街をイメージするのが一般的だ。事実マンハッタンを象徴するのは林立する高層ビルだが、実はマンハッタンを含むニューヨーク全体を見ると、ハドソン川を始めイースト川やハーレム川などに架かっている20余りの橋が、街の景観に変化を造り出している。鉄で造られた世界最初の長大な吊橋であるブルックリン橋、同じく吊橋のジョージ・ワシントン橋は1931年に造られて以来、単独の橋としては今なお世界で一番重い吊橋だ。マンハッタン橋やウィリアムズバーグ橋も長大な吊橋で、見事な造形美を見せている。またブロンクスやクィーンズとマンハッタンを結ぶ橋には、垂直昇降式や旋回式、跳ね上げ式など可動橋が多く楽しい。

今回の写真展では、20世紀のアメリカ文明を象徴するような、ニューヨークの橋の多種多様な面白さ、魅力を探ってみた。

熊切圭介


是非ご高覧下さい。



ニューヨークの橋


2011年6月6日より6月14日まで 12:00〜19:00(最終日16:00まで)


ゆう画廊


東京都中央区銀座3-8-17 5・6F 電話 03-3561-1376