熊切 圭介

Keisuke Kumakiri

プロフィール

1934年
東京・下谷西町に生まれる。
1958年
日本大学芸術学部写真学科卒業。のちにフリーランスの写真家として週刊誌を中心に月刊誌、グラフ誌など主にジャーナリズムの分野で活動する。同時に単行本、美術全集等の撮影を行う。
2020年
11月 誤嚥性肺炎により死去。享年86歳。

主な連載

1963 - 1965
「美のあるところ」 週刊現代
1965 - 1967
「日本の前線」   週刊現代
1967 - 1971
「企業の最前線」「躍進する企業」「企業日本一」 週刊現代
1974 - 1989
「ふるさと有情」 季刊誌 江戸っ子
1975 - 1976
「手漉和紙精髄」
1980 - 1981
「無限大」 日本IBM発行月刊誌表紙
1983 - 1989
「空からの歴史探訪」 月刊誌 中央公論
1986 - 1988
「企業の最前線」 月刊誌 現代
1988 - 1992
「風貌」 月刊誌 現代
1988 - 1990
「空のフィールドノート」 月刊誌 中央公論
1994 - 1995
「日本観察」 週刊現代

主な活動

1965年
第一回日中青年大交流に日本写真家協会(JPS)の代表として、齋藤康一、佐藤省三両氏と参加。
1975年
日本写真家協会企画制作の「日本現代写真史展」編纂委員。
1984年
国際交流基金制作の写真展「日本1971~1984 ━人と社会━」編纂委員
1986年
東京パリ友好都市提携記念「東京パリ写真展」編纂委員
1989年
東京都の「アルバム東京」作成懇談会委員
1991年
東京港開港50周年記念事業実行委員会の依頼で写真集「東京港」の撮影を行う。
1995年
日本写真家協会、朝日新聞社主催「日本現代写真史展━記録・創造する眼」実行委員長
2000年
日本写真家協会編纂「日本現代写真史1945 - 95」(平凡社刊)編纂統括
2007年
「横浜国際フォトジャーナリズムフェスティバル2007」実行員会会長
2008年
JPS展委員長(2000年JPS展より委員長を続ける)

主な個展

1981年
「風光万里━中国の旅」伊奈ギャラリー(東京)
1987年
「街・東京1972~1987」キヤノンサロン(東京・名古屋・大阪)
1991年
「スペイン・鉄の栄光」コニカフォトギャラリー(東京・名古屋・大阪・福岡)
1993年
「ニューポートタウン・トウキョウ」東京都庁舎ホール(東京)
1994年
「揺れ動いた‘60年代」JCIIフォトサロン(東京)
2001年
「風の島カオハガン物語」富士フォトサロン(東京・名古屋・福岡)
2002年
「池波正太郎と下町の風景」台東区生涯学習センター(東京)
2008年
「揺れ動いた’60年代の光と影」キヤノンギャラリーS(東京)

主なグループ展

1984年
「六の会展」ナガセフォトサロン(東京)
1992年
「六の会展」富士フォトサロン(東京)
1992年
「東京オリンピックの時代」JCIIフォトサロン(東京)
1998年
「六の会展」コニカプラザ(東京)
2001年
「江戸・東京往来」熊切圭介、木村惠一2人展 キヤノンタワーミュージアム(千葉)
2002年
「1965年中国・そして今」熊切圭介、斎藤康一、英伸三3人展 新宿パークタワー1F「ギャラリー・1」(東京)
2004年
「3人展」熊切圭介、長友健二、木村惠一 富士フォトサロン(東京)
2006年
「2人展」熊切圭介、木村惠一 円月ギャラリー(東京)
2008年
「六の会展」ポートレートギャラリー(東京)

主な出版物

「手漉和紙精髄」「世界の博物館」「美術全集・25人の画家」「中国の旅」(講談社、いずれも共著),「毛綱殻曠」(丸善出版),「朝香宮廷のアール・デコ」(東京都文興会)「東京港」(東京開港50周年記念事業実行委員会),「ハプスブルグの鉄」「上海鉄景」「インド鉄紀行」「マンハッタンの橋」(川崎製鉄株式会社),「池波正太郎のリズム」(展望社),「南島からの手紙」(新潮社)「揺れ動いた ‘60年代の光と影」

受賞

1961年
第2回 講談社写真賞

コレクション

東京都写真美術館 日本大学 JCIIフォトサロン 川崎市民ミュージアム

その他、所属・役職など

  • 公益社団法人 日本写真家協会 前会長
  • 全日本写真連盟理事
  • 日本著作権協会理事
  • 日本写真芸術学会会員
  • 六の会同人
  • 日本大学芸術学部写真学科講師